喜界島
鹿児島の南に位置する
奄美群島の1つの島
鹿児島から南に飛行機で1時間。
(約380km)
奄美大島から東に飛行機で20分。
(約25㎞)
太平洋と東シナ海がぶつかる
東経130度00分に位置しています。
約7,200人の島人(しまんちゅ)が
37の集落に分かれて住んでいます。
それぞれ独特の伝統文化や方言などを
大切に伝えています。
世界に3つしかない
サンゴ隆起の島
喜界島はサンゴが隆起した島です。
海の中も美しいサンゴの世界が
広がります。
現在もサンゴは年間2㎜ずつ
隆起し続けています。
サンゴがこの速さで隆起している島は
喜界島を含め世界に3つです!
学術的にも貴重な島でサンゴの研究も
積極的に行われています。
3つの島とは
・喜界島(日本)
・バルバトス(バルバトス)
・フオン半島(パプアニューギニア)
自然が豊かな島
ひょうたん型の島の周囲は48㎞あまり。
自生するガジュマルやソテツなど
亜熱帯性の植生が豊かです。
島バナナや島ミカン、パパイヤなども
育てられています。
花々をめがけてオオゴマダラや
アサギマダラなどの蝶が飛来します。
町では蝶の保護条例が制定され
捕獲や保護に力を入れています。
ハブが生息していないため、
自然観察に最適な島といえます。
歴史ある島
喜界島は本土復帰するまで、
琉球王国・薩摩藩・アメリカに
支配された奄美群島の島の1つです。
西郷隆盛の右腕と呼ばれた村田新八が
過ごした島としても注目されています。